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吉原、竹下、高橋、佐々木といった選手のこれまでの壮絶なバレー人生と秘めた闘志、そこに加わる10年に１度の逸材といわれる大山、栗原の10代の大砲。
親子ほどの年齢差のある人材を１つのチームとして招聘し、まとめあげていくかつての常勝新日鉄のセッター柳本監督。彼自身も数々の試練を乗り越えてきている。

個々人が自分を見つめ自己を確立した上で、高い目標を掲げ、チームとしてまとまった時、１人ではできないと思っていたことが可能になる。
読みながら、思わず目頭が熱くなり、涙がとまらなかった。

このチームにはぜひアテネ五輪で金メダルを取ってほしいし、それが出来るチームだと思う。頑張れニッポン！女子バレー。

ひとりでも多くの人がこの本を読み、柳本ジャパンの理解者となって、応援してほしい。
アテネオリンピック前にぜひ読もう！
　バレーボールには興味があまり無かったが、今回の女子バレーチームには何か心魅かれるものがあり、テレビでよく見る。試合を見る時、選手や監督の背景を知る上でいい参考書だ。アテネオリンピックの前にぜひ一度呼んでほしい。
　今回のチームの魅力はチームの多様性だろう。そして多様な彼女達をとりまとめる柳本監督の手腕。