スポーツ書籍店

熱狂的サポーター限定ですが
２００２年度のＦ・マリノスのJリーグ３０試合の
全データが収録されています。
数字だらけで最初は戸惑うかもしれません。
しかしその数字に頭がなれてくると
ニヤニヤしてくるはずです！
（Ｆ・マリノスの熱狂的サポーター限定ですが。）

本書は残念ながら２００２年度バージョンしかありません。
もし本書が毎年、発刊されていたらサッカー指導者にとっての
バイブルになっていたかもしれません。
とくに降格危機の２００１年、年間チャンピオンの２００３年の
データが知りたいのですが…。

夢への道は続く
それまで阪神タイガースファンだったシナリオライターの著者が開幕後、フリューゲルスに魅入られ一般の一サポーターとなり合併報道を機に「存続させる会」、「再建協議会」を立ち上げ（株）横浜フリエスポーツクラブの代表に至るまでの汗と涙、怒りと情熱と苦悩の半年間を追っている。 99年JFLに準会員として参加後、01年J2に昇格し再びJへの舞台に立つ。そして07年再び三ツ沢でJ1に挑む。果たしてフリューゲルスの名を取り戻すのか、98年天皇杯決勝前夜に誓った3度目の優勝を果たすのか、日スタをソシオで埋める日まで夢への道は続く。 この本の著者印税はすべて横浜FCの運営費に当てられる。
奇跡
「吸収合併」信じられないけど衝撃的な事実であった。
横浜フリューゲルスというチームに起こった奇跡。
そしてソシオという制度を基盤にした市民チームは出来上がった。
「横浜ＦＣ」……作者の辻野臣保氏はサポーターの中の一人でした。
しかし、横浜ＦＣの社長に。
夢は夢で終わらせてはいけないという事を感じました。
たくさんの人に読んでほしい。

たとえ、フリューゲルスを知らなくても。
こういうチームが合った事を知ってほしい。
多くの人々の心に鮮明に残っててほしい。そんな本です。
横浜のFは蘇生する
サッカーのチームに企業の論理（吸収合併）を持ち込んだ横浜フリューゲルス消滅事件は衝撃的だった。だが、フリューゲルスの遺志を継ぐ、企業基盤を持たない市民チームが生まれた。横浜FCである。本書の筆者辻野氏はJリーグが誕生してからフリューゲルスファンになった脚本家。彼はひょんなことからFCの社長に就任しチームの立ち上げに奮闘する。その軌跡（奇跡）は感動的である。様々な問題を抱えながら、横浜FCはJ2に昇格し、ナビスコカップでは、あの東京ヴェルディ（前・ヴェルディ川崎）を破った。まさにJリーグの奇跡であり、市民の勝利と言っても大袈裟ではない。本書はFの原点として多くの人に読まれて欲しい。