|
[ 単行本 ]
|
「Jリーグ」のマネジメント―「百年構想」の「制度設計」はいかにして創造されたか
・広瀬 一郎
【東洋経済新報社】
発売日: 2004-09
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 850円〜
|
・広瀬 一郎
|
カスタマー平均評価: 4
新しい事業を立ち上げるということ バブルがはじけ、なんとなく既存の概念にしがみついていては沈没してしまう。という思いをもって過ごしていた80年代後半?90年代初頭、突如として現れたのがJリーグだったと記憶しています。バブルのころから社会に閉塞感を感じていただけにJリーグの出現が新鮮に脳裏に焼きついたのは私だけではないでしょう。この本はその華やかなJリーグの立ち上げの裏で行われた様々な努力やこころみが幅広く描かれています。
Jリーグについては様々なところで言及されていますが、プロ野球との単純な比較や、上っ面の人間ドラマの帰結を描いているものが多いなか、この本では非常に多面的にしかも客観的に「J」を捕らえていると感じました。
それにしても、川渕チェアマンや木之本興三氏などが、ここまできめ細かくJリーグを作り上げ、整備していったことには驚きを隠せませんでした。
これからスポーツに限らず、新しいことをはじめるときに、注意しておかなければならないこと、予想される困難など、見るべきポイントなどがきれいにまとめられていて、今度「自分が仕事場をいいものにして行こう。」「新しい何かを作り上げていこう」などと思ったときに参考になるのではないでしょうか?
興味深くはあるが物足りない分析 本書は、一読する限り、タイトルと内容がちょっとかけ離れているなと感じた。「Jリーグのマネジメント」と題するからには、Jリーグ発足後から今日までのマネジメントのありようについて検証されているのか、と思ったからである。本書は「Jリーグが成功している」という「前提」に立って、では「この成功はどこに起因しているのか」について、著者は「Jリーグを発足させるにあたって、当事者たちがいかに制度設計を巧妙に行ったか」に原因を求めている。そして、その当事者たちからヒアリング行うなどして、いかに生成されたか、を詳細にまとめている。 著者は本書の目的について「Jリーグという成功体験をナレッジ化してその後の共通認識を得」るということにあるしているが、正直言って当時の制度設計にかかわった人々がベストアンドブライテストな人々だったからだ、という程度の認識しかえられない。大いに物足りない。この後の第2第3弾の研究に期待して星3つ。 日本の文化がさらに一皮むけるために タイミングと人がうまくマッチしたことで、今までの日本にない成功を見たJリーグ。その成功要因を、データと関係者へのインタビューでクールにまとめた一冊です。 Jリーグの分析もさることながら、ロス五輪前後から一気に広がり、ISLの破綻などにつながるスポーツ・バブルにも大きく紙数を割いており、プロ野球騒動に揺れた日本のこれからのスポーツ・ビジネスを追う上で、大変参考になる論文だと思います。 面白いのが、広瀬氏はJリーグが企画された当時、電通のスポーツ・ビジネス・プロデューサーとしてW杯やトヨタカップ等のサッカーに大きく関わっていたにもかかわらず、Jリーグのプロデュースは博報堂が担当することになり、開幕を客席で忸怩たる思いのもとに見つめたそうです。 「百年構想」の名の通り、目前の利益拡大だけを追い求めるだけではなく、世界の中での日本の位置をどう考えていくのか、スポーツ以外の分野においても重要となるコンセプトが示されています。 スポーツビジネスにかかわるすべての人のための本 Jリーグの成功の軌跡を当事者のインタビューにより拾い上げ、 著者独自の鋭い分析を加えている。憶測や伝聞ではなく、本物の 資料や当事者のコメントをベースに構成している。 冷静に事実をまとめるという抑制がきいているが、それでもJリーグ 立ち上げにかかわった人たちの熱さや情熱は十分に伝わってくる。 今後の日本のスポーツの発展のためのヒントが詰まった スポーツビジネスにかかわっている人、 これからかかわる人、必読の書です。
|
|
[ 単行本 ]
|
三菱浦和フットボールクラブ―4WDドリブルで険しい敵陣を完全走破だ! (Jリーグ・ファン・ガイドブック)
【集英社】
発売日: 1993-04
参考価格: 1,325 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 798円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 大型本 ]
|
コンサドーレ札幌 オフィシャル・ガイドブック〈2006〉
・北海道フットボールクラブ
【北海道新聞社】
発売日: 2006-03
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 794円〜
|
・北海道フットボールクラブ
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
Jリーグ公式記録集〈1999〉
【日本プロサッカーリーグ】
発売日: 1999-03
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 776円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ − ]
|
ジュビロ磐田サポーターズマガジン〈VOL.38〉2002イヤーブック
【ヤマハフットボールクラブ】
発売日: 2002-02-25
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 768円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
15歳の選択----僕らはこうしてJリーガーになった
・寺野 典子
【河出書房新社】
発売日: 2008-08-21
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 766円〜
|
・寺野 典子
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
常勝ファミリー・鹿島の流儀
・田中 滋
【出版芸術社】
発売日: 2009-03
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 750円〜
|
・田中 滋
|
カスタマー平均評価: 4
鹿島ファン限定 アントラーズファンで、かつドキュメンタリー好き、ノンフィクション好きの方には必読の書と思いました。
好い訳は聞きたくない、さっさと勝て、というコアな方には不要です。
他チームの方は、腹立たしくなるので読まない方が好いです。ただ、チームを強くしたい内側の人にも必読と思いますね。 鹿島アントラーズ強化部長「鈴木満」の仕事ぶり・考え方 この本は、著者「田中滋」による鹿島アントラーズ強化部長「鈴木満」の仕事ぶり・考え方を、およそ時系列で示したものである。
鹿島アントラーズのコアなサポーターなら知っていることも多いかもしれないが、私のようにファンでありながら、鹿島アントラーズの強化部長が「鈴木満」であることを知らない人間にとっては、大変面白く読めた本だった。
鹿島アントラーズが今でも強い理由というのが垣間見えるし、賀谷選手の話や羽田選手の話などは鹿島アントラーズを好きでよかった、いや鈴木満さんが鹿島アントラーズにいてよかった、と素直に思えた。 あくまで、アントラーズ本です 「ヴィジョナリーカンパニー」という単語を冒頭から出してましたので、本業で、その辺りをしていることもあり、アントラーズのコアサポというだけでなく、ビジネス書のエッセンスも期待して購入しましたが、満さんのインタビューをまとめた内容で、タイトルが少し一人歩きしている感があります。アントラーズの歴史をおさらいしたい方にとっては一読する価値はあります。期待値に沿ってませんでしたが、読み易かったので、星2つ。
|
|
[ 大型本 ]
|
2005 アビスパ福岡 J1復帰への軌跡
【西日本新聞社】
発売日: 2006-01
参考価格: 1,300 円(税込)
販売価格: 1,300 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 750円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
浦和レッズ・オフィシャル・ハンドブック〈2009〉
【あすとろ出版】
発売日: 2009-03
参考価格: 1,300 円(税込)
販売価格: 1,300 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 749円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
Jリーグ崩壊―どうなる日本サッカー
・工藤 健策
【総合法令出版】
発売日: 1999-01
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 745円〜
|
・工藤 健策
|
カスタマー平均評価: 1
書籍そのものを嘲笑する目的として購読する方にお薦め。 スポーツジャーナリズムの書籍として読むより、書籍そのものを嘲笑する目的として購読する方にお薦め。なぜならば初版がでて8年、筆者が愛してやまない、プロ野球崩壊の方が現実味を帯びて来たからである。その証拠に、2004年の球界再編問題を端を発し、現在(2007年)球団経営(特にセリーグ)に大きく関わる巨人戦の視聴率低迷、メジャーへの人材流出、そして国際戦として唯一権威のあるオリンピックの競技削除(WBCはメジャーが自分たちのオープン戦としか見ていない)など球界を取り巻く環境の方が大きく変わってしまったからである。
1999年当時Jリーグ地上波放送撤退など暗い話題が多かったJリーグだが、地域密着と下部リーグ強化を推進し、市場規模(身の丈)をゆっくりだが確実に上げてきている。
この年代(団塊の世代)の野球関係者やジャーナリストは兎角、野球万歳サッカー敵視でコメントしたり記事を書く人が多いが、的外れなものが多い。なぜならば彼らのいうサッカー記事の多くは”感情論”から出てくるものが多く、サッカーそのものを冷静に分析し是々非々で論じているのではなく、野球の地位を脅かすものとして私恩で騙っているからである。
爆笑 よく出版させて頂けたなと心から感心させられる一冊です。サッカー憎しの怨念と妄想に凝り固まった文章、 野球への限りない愛情が感じられ、サッカーが大嫌い、何と言ってもスポーツは野球が一番!TBS関口宏のサンデーモーニングが好きな方には自信を持ってオススメ出来ます(笑) ちなみに、この筆者には「Jリーグ崩壊」は予想出来たらしいですが、 大好きな野球の視聴率低迷は予想出来なかったのでしょうか(笑) ある意味すごい ここまで根拠のない推測を立てて本にできるのもある意味すごいと思います。 予想した出来事のうち、現実になったのは「ヴィルディ川崎の東京移転」だけ。 京都のサポーターがフーリガン化とか言いがかりもいいとこなんですけど… 小説の中でモデルになったベルマーレには名誉毀損でこの作者を訴えて欲しいくらいです(笑) 比較にしろ復活のための案にしろ野球のことばかりで、作者にはスポーツと言えば野球とサッカーしかないのか!と言いたくなります。 この本を読むとあれだけジーコ問題で疎ましく思えた川淵氏を応援したくなるからあら不思議。 まあ、読むことでこの本で予想した出来事がことごとく外れ、現在の健全なJリーグがあることに安心できるので、ある意味一読の価値はあります。
|
|