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[ 単行本 ]
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12年目の真実 マイアミの奇跡を演出した男
・前園 真聖 ・戸塚 啓
【ぴあ】
発売日: 2008-08-09
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 390円〜
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・前園 真聖 ・戸塚 啓
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カスタマー平均評価: 4
サッカー選手の繊細さ ゾノは多くのサッカーファンにとってまさに期待の星だった。
りトバルスキーには「世界に通用する」と挙げられ、
ダイナスティカップの活躍では韓国のチャブンクン監督をして
「うちに前園がいれば世界と戦える」と言わしめた。
しかしアトランタでのマイアミの奇跡をピークにそのプレーは下降線をたどる。
過度の期待、マスコミ、移籍トラブル、本人の慢心、ケガ・・・・
何が原因だったのかは本人も含め未だに判然としない。
この本を読んでも移籍の交渉の過程でのクラブに対する不信感が
最大の要因のように書かれているが、果たしてそれだけだろうか?
しかし世界ではトッププレイヤーが怪我でもないのに突然の不調に陥るケースは珍しくない。
世界最高のストライカーといわれたシェフチェンコはチェルシーに移籍し、
散々な成績でレギュラーを失ったし、あのロナウジーニョですら
ドイツワールドカップを境に輝きを失ってしまった。
サッカー選手は他にスポーツ選手以上にデリケートなのかもしれない。
しかしこの本の表紙の前園はかっこいい。
その野性味あふれる眼光は確かに何かをやってくれそうな期待感がある。
この本はその前園の一瞬の輝きを再び私に思い出させてくれた。 サッカー関係者に限らず、他のスポーツ界の人にも読んでほしい 面白かった。最初のアジア予選・アトランタ編はどっかで聞いたことある話だなと思って退屈だったけど。スペイン移籍の話くらいから初めて知った話もあって興味深かった。前園の転落は誰かの責任でもあり誰の責任でもなかったと思う。時代のせいと言えばそれまでだが。ただ、もうちょっとどうにかならかったか?と思うのも事実。それを、この本は上手くまとめて書いてるかな。
サッカー関係者に限らず、あらゆる業界・スポーツ界の人にも読んでほしい。昨今、厳しいことを言われまくる日本サッカー界だが、この本を読むと移籍制度など含め少しはマシになったのかな思う。でも当時と比べ成長してない部分もある。マスコミである。今じゃ、あらゆるスポーツ選手が若いというだけで過剰な露出に晒されてる。個人的には周りが言うほど凄い選手とは思えないが、そんな彼ら彼女らの取り巻く環境を見ると心配になる。日本サッカー界を世界の舞台へ導き、世界と闘った青年がああいう状況に陥ったんだから。前園は20代で大人と言えたが、10代のあどけなさが残る少年少女達がそんな状況ではやっぱり異常だと思う。
当時と現在を比較するのは難しいが、今の代表を見ると前園がいたらと思うことがある。絶頂期の前園が今現れたとしても、てんで大したことないかもしれない。でも左右両足使えて、セットプレーは蹴れて、ペナルティエリア内ではDFがいようが抜いてゴールを決めてしまう。やっぱり、そんな選手は今の日本サッカー界には見当たらない。前園がいなかったらアトランタへは行けてなかったと言っても言い過ぎじゃない。世界への扉をこじ開けてくれた選手だからこそ、今でも色々な人の心に刻まれてのかな。 前園さんの言うとおり♪ 当時はCMにもバンバン出ていた前園。その人気はJリーグ発足からカズにつづき二人目のサッカー界のスターだった。未だなお奇跡と称されるブラジルからの勝利の後、短かったスポットライトのその後の人生は本当に苦労の連続だった。そんな彼を私は大好きだ。他の海外リーグで活躍する陰に隠れ、地味にブラジル・ポルトガル・ギリシア・韓国で戦ったことさえ知られていない、そんな彼のことをもっとしってほしい。そんな私が皆さんにお勧めする一冊。 もっと掘り下げられるはず 良いインタヴューとは、好意が7割、挑発が3割、という話を聞いたことがあります。
この本は、他の選手本同様「挑発」が足りません。9:1の割合です。
前園は、その短い全盛期には光り輝いていた存在です。日本サッカーの将来そのものといっていい存在でした。その凋落の謎を誰もが惜しみ、その理由を知りたいと思っています。
その理由を「移籍が無効になったモチベーションの低下」でオチつけするには、なんとももったいない。それは金子達人が10年前にやってるしね。
後半の流浪のサッカー人生は、読んでいて辛くなる内容ですが、サッカー選手のキャリアと難しさを感じさせ、趣があります。
単行本程度の値段なら適正なコストパフォーマンスかも。 栄光の影 28年振りのオリンピック出場を決めた男子サッカー日本キャプテン。2勝1分けながら決勝トーナメントに進めなかった現実は、まるでその後の彼のサッカー人生を象徴するかのようだった。練習を積んでも、劣悪な環境の近いチームで結果を出しても、かつての姿にはもどれない。彼自信の責任と言えばそれまでだが、全ての原因が彼にあると決めつけるのは安易かもしれない。彼の歩んだ、未成熟な日本サッカーの影の部分が描かれている。けして昔話ではなく今日でも多くのサッカー選手に影響をあたえる一冊かもしれない。
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[ 単行本 ]
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古沼貞雄 情熱―全国制覇9度帝京サッカーの真実 (GAKKEN SPORTS BOOKS)
・元川 悦子
【学習研究社】
発売日: 2006-12
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 389円〜
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・元川 悦子
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カスタマー平均評価: 4
日本サッカーの育成現場の原点 高校サッカーの東京代表と言えば帝京高校サッカー部。この本は帝京を39年間に渡り指導し、数多くのプロ選手や日本代表を輩出した名将古沼監督のドキュメンタリー本となっている。時代と共に変化する高校サッカーの軌跡が伝わってくる。日本サッカーの育成現場の原点がここにあると言える。
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[ 単行本 ]
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サッカーでメシが食えるか?〈2〉サッカーのお仕事大紹介
・スタジオダンク
【ノースランド出版】
発売日: 2005-12
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 385円〜
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・スタジオダンク
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カスタマー平均評価: 4.5
サッカーに興味があってもなくてもお勧め☆ 真剣にサッカー業界で働きたいと考えている人にもはもちろん参考になりますし、
サッカー業界の仕事ってこんなに色々あるんだとサッカーファンでなくとも興味深く読める良書です。
サッカー業界で働く様々な職種の方の生の声が収録されています。
これはパート2になるのですが、基本的にはパート1と一緒です。
それぞれ一方にしか載っていない仕事が大体3分の1ずつくらい。
どちらか一方でも十分楽しく読めますし、
両方揃えればより幅広くサッカー業界を知ることができます。
興味が少しでもあればどっちか一方でもまず読んでみて損はしないと思います。 Jリーグは新しい雇用市場も生み出した もしパート3をやるんだったら、J、JFL、地域リーグごとのフロントの対談みたいなを読みたい。これだけ、素晴らしいまったく新しいジャンルを開拓したんだから、サッカー協会あたりも協力すれば、と思う。景気回復で雇用状況は改善されているけど、厚生労働省あたりと話をつけて、新しい雇用に関するシンポジウムとかビシッと開催するとか。
それにしても、日本サッカー協会はJリーグを立ち上げたことによって、こんなにも新しい雇用を生み出したんだな、と思うと、改めてすごいことなんだと思う。だって、90年代前半まで、ここに紹介されている職業ってほとんどなかったわけでしょ。そんなことを思うと、バブル前とバブル後の日本社会の違いを10個あげよ、と言われたら、かなり上位にJリーグの立ち上げってのは入るなと思う。
良かったの羅列していくと、まず小倉純二さんのインタビュー。もう良い意味雑誌感覚ね。アルビレックス新潟を中心としたクラブ関連の仕事。前回はFC東京と川崎が中心だったけど、今回はアルビだったみたい。ライターの西部健司さんが「年収1000万円ぐらいです。どんなに頑張っても原稿書きだけで2000万円を超えるのは難しい」と書いていたのには共感。
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[ 単行本 ]
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検証!日本代表―サッカーW杯予選での闘い。そしてドイツで勝ち残る道
・松木 安太郎
【成美堂出版】
発売日: 2006-04
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 384円〜
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・松木 安太郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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俺たちがサッカーについて本当に伝えたいメッセージ
【東邦出版】
発売日: 2008-06
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 383円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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サッカー日本代表新聞―W杯への栄光と挫折の50年闘争史
【飛鳥新社】
発売日: 2006-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 375円〜
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カスタマー平均評価: 5
コアファン向けの雑誌 久しぶりにここ数年稀にみる良い雑誌が店頭に並んでいた。
もちろん即買い。サッカーバブルの昨今でも
こういったコアファン向けの雑誌はほとんどないから
とっても嬉しく思う。 まさしく、50年の闘争の歴史 何か大きな出来事があったら、思わずスポーツ新聞を買ってしまう。
思わず買い損なったあの試合の記事や、昔の伝説となっている試合の
記事が凝縮された1冊。
ワールドカップイヤーの今年。必携の1冊です。
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[ 単行本 ]
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ロシア・サッカー物語 (ユーラシア・ブックレット)
・大平 陽一
【東洋書店】
発売日: 2002-06
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
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( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 380円〜
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・大平 陽一
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カスタマー平均評価: 2
ロシアサッカーについて体系的にまとめたのはおそらく日本では初めて わずか六十余頁の小冊子である。
著者は天理大学の助教授。
学者さんらしく?取材よりも文献をあたっての著述である。
とはいえ、ロシアサッカーについてまがりなりにも体系的にまとめたのはおそらく日本では本書が初めてであろう。
記述は19世紀末のサッカーのロシア伝来から現在(2002年W杯前)まで。
取り上げられている人物は、
黎明期におけるロシア民衆のヒーロー?=スタロスチン兄弟
悲運のストライカー=ストレリツォフ
アル中のエースキラー=ヴォロニン
黒蜘蛛=ヤシン
等々。
何人知ってますか?
ユニークなのは、旧ソ連の体制下では創造性豊かな選手は育たない/育たなかった、という<通説>に異を唱えているところ。
芸術的な才気あふれる選手は存在したが、鉄のカーテンの向こう側が西側の目に触れることはなかった。
唯一の<ショーウィンドー>である代表チームには、スポーツ官僚が要求する勝利至上主義、管理主義のもと、そうした<ファンタジスタ>は選ばれなかった。
というのがその主張である。
ナルホド、ナルホド。
ところで、1979年、日本で開催されたワールドユース。
大会前はマラドーナと並ぶスーパースター候補といわれたオレグ・タランという選手がいました。
もちろんソ連ユース代表。
本大会では前評判ほどは活躍せず、マラドーナ、ディアス、ロメロ(懐かしい!)等の陰に隠れちゃいましたが、そのタランの消息ってどなたかご存知ありません?
その後は全く?ジャーナリズムに取り上げられることがなく、旧ソ連でありがちな<忽然と歴史の表舞台から姿を消す>ってヤツになっちゃった。
もし、本書でタランをフォローしていてくれたら、ダントツぶっちぎりで☆☆☆☆☆だったのにな(でもないか)。
ともあれ本書にはそれなりの希少価値あり。
好事家向きの一冊です。
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[ 単行本 ]
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フチボウ―美しきブラジルの蹴球
・アレックス ベロス
【ソニーマガジンズ】
発売日: 2006-05
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 380円〜
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・アレックス ベロス ・Alex Bellos
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カスタマー平均評価: 5
なんだか味のある表紙のイラスト。実はこのイラストも歴史的な価値を持っている。 ブラジルのサッカー。ではなくて、サッカーとブラジル。この本を一言で表すとこんな感じだろうか。
欧州サッカーを観る人でなければ、その存在を考えたことすらないであろうフェロー諸島。そこのプロチームで活躍する?ブラジル人選手のインタビューで幕を開ける本書で著者が取り上げたのは…。
例えば、ブラジルサッカーの始まり、1950年W杯ブラジル大会決勝戦で起こってまったブラジルの敗戦、ペレとガリンシャ、サッカーと政治、サッカークラブの腐敗、そして記憶に新しいW杯フランス大会決勝でのロナウドを巡る一連の騒動。このあたりは普通だが、サッカーと信仰、少数部族のサッカー大会…。
まだまだあるぞ。車でサッカー、サッカー選手兼理容師、サッカーとおまじない?、サッカーとリオのカーニバル、ブラジル代表ユニホームをデザインした人物はウルグアイ好きのブラジル嫌い、以下レビューの字数が足りなくなるので省略。
著者は文献を調べ、多くの人物のもとを訪れる。どんなことでも文献が存在するので、さすがサッカーの国、と思ったのだが、実際は90年代までブラジルサッカーの研究書はあまりなかったそうだ。国民性なのか、サッカーが生活の一部なのでそんなことを考えもしなかったのかはわからないが、如何にもブラジルらしい…。そして、本書はソクラテスのインタビューで幕を閉じる。最後に相応しい人選だ。
500P超と分厚いが、文章がカラッと乾いた感じでスッキリと読みやすいので、最後まで飽きることなく読むことができる。邦訳の良さもあるだろが、きっと原文も素晴らしいのだろう。
ブラジルにとってサッカーとは何か、ということを知ることができる素晴らしい一冊である。しかし、同時にそれがブラジルサッカーのほんの入り口に過ぎない、ということも知るのである。
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[ 単行本 ]
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SERIE A HAND BOOK〈’95〉
【フジテレビ出版】
発売日: 1995-02
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 380円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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朝日新聞で見るワールドカップ全紙面2002年6月―朝日新聞縮刷版特別版
【朝日新聞社】
発売日: 2002-07
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 380円〜
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カスタマー平均評価: 4
思い出がよみがえる ビデオや写真集とはまた違ったかたちで、W杯の思い出がよみがえる。 余裕があるならば、揃えておくことをお勧めしたい。
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