|
[ 単行本 ]
|
祖母力 うばぢから オシムが心酔した男の行動哲学
・祖母井 秀隆
【光文社】
発売日: 2008-01-24
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 740円〜
|
・祖母井 秀隆
|
カスタマー平均評価: 4.5
良い本です ジェフ千葉が大好きでうばさんも好きで
購入しました。
しかし、サッカーの本というより人間の
生き方を教えられる本です。
オシム、ウバさん関係なしに是非
読んで欲しい素晴らしい本だと思います。 もっと分厚いといいのに。 もっとそこを広げて、深く知りたいという部分がたくさんあります。高校のころの話、大学のころの話、ドイツでの不法就労での最初の3年間の話、ケルン体育大学での話。奥さんとの馴れ初めの話。大体大での指導者時代の話は、他の話よりは深く書いてありますが、1軍の指導者との軋轢から、2軍の指揮を執り、痛快な成績を上げる話も、もっともっと知りたいですね。
でも、面白いエピソードがたくさん載っています。ケルン体育大学での同級生が各国の代表監督になっていたり、当時、同大で講師をしていたオジェックが、人を見下すような態度で授業をしていたことに抗議をしたり。
文中でフェルホーセンが、『ウバガイを本にするのかい?じゃあ、20cmほどの厚さになるね。』という言葉、本当にその通りだと思います。
当時は日本では、本当にマイナースポーツだったサッカーの指導者を大学卒業後から志し、筋を通して、生きてきた祖母外さん。
ヨーロッパの指導者の間で、ヒデと言えば祖母外さんのことを指すそうです(中田ではなく)。
大変魅力のある方の話なので、もっともっといろいろなことを知りたいです。
自分の幼少のころのおばあちゃんの話を出して来て、少しはなれたところから見守る立場のおばあちゃんの視点の必要性を説いています。また、同じことが2回書いてあったりするところも2箇所くらいあります。
本当にご本人が、書かれているのかもしれないですね。
もっともっと深く知りたいなと思います。 挑戦。 グルノーブルGM,祖母井さんの本です。
・決められたことではない、規格外が楽しい。
・何のtryもなしに「できない」はない。
この本を読んだことで、自分で作っていた壁を
打ち破り、挑戦しようと思えてきました!!
また、一生懸命tryして、自分でやりつくしたと思えたら、
思い切って環境を変えるのもありなのでしょう。
大人になっても、いつまでも挑戦する気持ち、
情熱を持ち続けたいと思わせる本でした。 なにもトライしていないのに「できない」は言ってはならない オシム監督がまだジェフで監督をしていて日本であまり有名でない時、「オシム語録」を聞いて、こんなすごい監督をどうやって招聘したのだろうと不思議に思っていましたが、
この本を読んでそれがよくわかりました。
オシムが最初のキャンプで言い放った
「オオカミに襲われたウサギが逃げるときに肉離れを起こしますか?準備が足りないだけです。」
が、生まれた状況やGM、チームフロントとして見たジェフが競合チームに変化していく過程が細かく書かれています。
でも、何でジェフはこの人を放出し、
「脱オシム」という方針を打ち出したのでしょうか?
この人のビジョンを超える何かを持っているのでしょうか?
この本を読めば読むほど、その方針には疑問が残るばかりです。
出身地が千葉なので昔から応援しているジェフ。
少ない予算、ユース出身者を多く育成してトップで一流選手にして、その選手を競合チームに移籍させる。
その移籍金でチームを運営する。
欧州の中堅クラブが行う手法を祖母井さんが取り入れ、効果を得たのはジェフのビジョンに合っていたからなのではないでしょうか?
今、ジェフが最下位に低迷しているのは、
本の中で祖母井さんが一番気にしていた
チームとしてのビジョンがはっきりせず、その場しのぎ、現場を第一に考えない。と言った事が行われているからなのでは?と思ってしまいます。
祖母井さんの語録もこの本の中にちりばめられています。
「プレッシャーやハードルを自分の力で変えるのです。」
「自分が思い込まないと、人は動かないものです。」
「なにもトライしていないのに「できない」は言ってはならないのです」
すべての言葉が色々な場面で役立つように思います。
祖母井さんのような指導者が増えることを願っています。 GM・祖母井・乳母 現グルノーブル・フット・38 GMに就任するまでの著者の記録がするされている。
運動オンチ、いじめられっこのレッテルを貼られた異端児がサッカーの魅力に引き込まれ渡独。その後さまざまな国の人々と出会い言葉を交わし、人脈を広げその後に待ち受ける茨の道程を切り開いていく。
留学時代ホルガー・オジェックに味わわされた失望、ジェフ育成部長時代に直面したゲルト・エンゲルスの性格から垣間見た未熟さ。そして天下りのジェフフロントによる無能なチーム運営、仕組まれたJFAのオシム奪取計画、川渕への怒りなど。暴露本とも感じられる内容の濃さには読み応えが感じられる。
「いっしょに辞めてもいいと思える人と仕事はやりたい」と口にする著者らしく汚れた裏社会と共存するサッカー界に苦しみもがきながら生きていくウバチカラが日本のサッカー界に与えた影響は少なくないのかもしれない。
オシムが監督業を退いた結果は原因を抜きにすれば彼らにとって臨んでいた未来の一つだったかもしれない。
|
|
[ 文庫 ]
|
わかりやすいサッカーのルール (スポーツシリーズ)
・岡田 正義
【成美堂出版】
発売日: 2007-08
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 732円〜
|
・岡田 正義
|
カスタマー平均評価: 5
どんどん進化するサッカーのルール 子供の頃覚えたサッカーのルールと、現在のサッカーのルールは40年の間に、すごく変わっていることが分かりました。
ゴールキーパーの6秒の時間の制限、味方のバックパスには手で触れられないなど、競技を面白くするルールが変更になっています。
本書は、ルールを順に説明するのではなく、疑問に答える形でルール説明をしているので、小学校でサッカーをやっている子供でも、飽きずに読むことが出来ます。
図もたくさん入ってわかりやすいです。
|
|
[ 単行本 ]
|
ZICO of 日本、ミッション―その取り組みの意味と到達点
・根木 辰巳
【東京図書出版会】
発売日: 2007-05
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 725円〜
|
・根木 辰巳
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
佐々木博和 試合で使えるサッカードリブル・テク
・佐々木 博和
【ベースボールマガジン社】
発売日: 2007-06
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 712円〜
|
・佐々木 博和
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 大型本 ]
|
DIEGO MARADONA (football days)
【ぴあ】
発売日: 2005-10
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 700円〜
|
|
カスタマー平均評価: 5
盛り沢山 デビューから引退後まで盛り沢山。文章は少なく写真が主ですが、マラドーナの魅力である人間臭さが伝わってきます。マラドーナ好きな人にとっては心温まる一冊です。
|
|
[ 単行本 ]
|
野洲スタイル
・山本 佳司
【SSコミュニケーションズ】
発売日: 2006-12-20
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 700円〜
|
・山本 佳司
|
カスタマー平均評価: 4
サッカー指導者に読んでほしい本 いままでにない観点で高校サッカーを見つめ、見事野洲を全国の頂点に導いた監督の育成論の本です。現在の高校サッカーの問題点など、わかりやすく書いてあり読みやすい作品。革新的な育成論などが書いてあり、サッカー指導者は読んで損はない作品です。 残念作 3年振り2度目の選手権出場で強豪鹿実を下した野洲高校山本監督の著書。一躍時の人となった彼が優勝後に記した自伝だが、基本的にどこかで読んだような内容が並んでおり新鮮味がない。また、自信がサッカー経験もなく、Jリーグのコーチ経験すらない45歳の高校教師らしくJクラブや代表チームに対しての発言にはあまりにも底の浅さが感じられる。3年連続4度目の出場もベスト8にも進めていない結果や、青木、乾ら過去最高の選手のほころび初めた現実など、読む程に虚しくもなった。これまで読んだサッカー関連本の中でも群を抜く残念作だった。 人を育てる立場の人にぜひ読んで欲しい本です。 面白いサッカーをする野洲高校の監督の人材育成術の本。
日本だけでなく世界を視野に入れたものの考え方やプラス思考のヒントが多くあり、また教育者としての情熱が伝わる非常に面白かったです。
マイナスを取り除く事ではなく、長所を生かす事にフォーカスしているところ、個を育てるスタイルにとても共感できます。
スラムダンクの話やスクールウォーズの話が引き合いに出されているのも取っつきやすく、面白い。 潜在能力を最大限に引き出す育成術とは? この本を読むと山本佳司氏の全国高校サッカー選手権大会、そして日本代表を含めたサッカーに対する熱い思いがひしひしと伝わってくる。
また、選手の個性を第一に考える姿勢に選手に対するリスペクトと深い愛情を感じる。
短所を補う為に時間を使うのではなく、長所を伸ばす為に時間を使うという考え方にも共感した。
サッカーは11人で行うスポーツなのだから、一人の人間の短所を他の誰かが補えれば、各々の長所を伸ばした方がチーム力は向上するかもしれない。
日本代表監督のオシム監督が以前語ったように、「ロナウジーニョに守備をさせれば怖くない」のである。
ロナウジーニョは前を向いてプレーするからこそ、本当の力を発揮できるのであり、相手も脅威を感じるのである。
個人的には、これからも野洲高校のセクシーフットボールに注目していきたいと思った。
|
|
[ 単行本 ]
|
図解オシムの練習―ベールに包まれた内容と意図
・下田 哲朗
【東邦出版】
発売日: 2007-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 698円〜
|
・下田 哲朗
|
カスタマー平均評価: 2.5
失礼 イラストや解説ともにサッカークリニックあたりで紹介されているくらいのレベルに近づけてほしかった。オシムの名前でこれを売るのはちょっとあれか。特にオシムの練習における意図や極意の一端が味わえるわけでもない内容。奮起に期待します。 非公認とはいえ内容は素晴らしい 流石オシムの練習メニューと言ったところか。
全ての練習に明確な意図があり、無駄が無い。
あなたのチームでは、選手は、頭を使っているだろうか。
そして楽しそうに練習をしているだろうか。
変化のない、決められたメニューを日々繰り返すような指導は、
選手から暴力的にサッカーへの興味を奪っていく。
まずは、この本の中の幾つかのメニューを取り入れてみてはどうだろうか。
きっと、選手たちの顔つきが変わってくるだろう。
自身の練習メニューに自信が持てない方は、特に手を取るべき本だ。 またも志の低い出版社 あたかもオシム公認のような体裁を取っているが、本人の知らないうちに発刊されたトレーニング本。一緒に指導している小倉コーチなどが、解説書を出すのならばまだ理解できるが、これは酷い。サブタイトルに意図とあるが、オシムの意図を語れるのはオシムだけである。会ってもいない著者がどうして語れるのか。日本代表監督の名を騙り、間違った解釈で誤った指導を選手にしてしまう可能性が大である。その意味では海賊版ですらない。なるほど練習方法に著作権は無いかもしれないが、これは有名シェフの名前を勝手に出してそのレシピを売っているようなものである。
文字が読める日本人監督ならばクレームが来るから絶対に出さなかっただろう。
売り抜ければそれでいいのか。日本の出版社のモラルの低さが恥ずかしい。
|
|
[ 新書 ]
|
フーリガンの社会学 (文庫クセジュ)
・ドミニック・ボダン
【白水社】
発売日: 2005-11-25
参考価格: 999 円(税込)
販売価格: 999 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 698円〜
|
・ドミニック・ボダン
|
カスタマー平均評価: 4
ステレオタイプへの挑戦 フランス人の作者によるフーリガニズム(フーリガン現象)研究。
ところどころにフーリガンへの興味深いインタビューがあるものの、きれいに体系だてて整理されているわけではないので、全体としてはまとまりが悪い。
ただし、作者は「フーリガンは低所得の労働者階級のアル中の若者で、彼らの鬱積した疎外感がサッカーの場で暴力となってあらわれるのだ」というステレオタイプを打ち破ろうとしていて、優れた視点や有用なデータを提示していく。
フーリガニズムを、単純に社会の特定の階級・集団と関連付けるのではなく、それらの現象を形作っているのは個人の行動の集合体であるという視点から解き明かそうというスタンスに共感した。
|
|
[ 単行本 ]
|
サッカーアイデア練習法
・高畑 好秀
【池田書店】
発売日: 2006-08
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 685円〜
|
・高畑 好秀
|
カスタマー平均評価: 4
おもしろい この本は基礎的な練習を自宅で1人でもやれる練習法が
たくさん書いてあります
リフティングも大事ですがリフティングだけでなく
身近にある道具を使って中身が濃くしかも
納得の出来る練習法だと思います
親子で簡単に楽しく練習の出来る1冊だと思います
|
|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
スタジアムの神と悪魔―サッカー外伝
・エドゥアルド ガレアーノ
【みすず書房】
発売日: 1998-04
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 689円〜
|
・エドゥアルド ガレアーノ ・Eduardo Galeano
|
カスタマー平均評価: 5
原題名を直訳すると「光と影のフットボール」 格調高いサッカー本である。
原題名を直訳すると「光と影のフットボール」。
著者は書いている。「本書はサッカーへのオマージュであり、その光を賛美し、その影の部分を告発する」。
光とは技術であり、ファンタジーであり、街角でボールを蹴る子供たち。貧乏で、利発で、すばしこく、小ずるい。南米サッカーいやラテン‐アメリカ文化そのもの。
影とは、権力、カネ、暴力、差別。それは即ち<北>(北半球=持てる者)を意味する。
<北>に対する憧憬と憎しみ。
<南>に対する賛美とコンプレックス。
そう、著者はガルシア=マルケスと双び称される現代ラテン‐アメリカ文学の巨頭なのである。
呪術的な語り口と、深遠の淵を覗き込むような<皮肉>は、まさに南米文学の香り。
二十数年前、世界的に巻き起こったラテン‐アメリカ文学の<ブーム>は、時を同じくしてW杯を席巻したアルゼンチン、ブラジルのサッカー(マラドーナ、ジーコの世代)の素晴しさとともに日本に伝わったが、ついに両方が共に語られることはなかった。
<ブンガク>ファンは南米文学のみに、サッカーファンは南米サッカーのみにしか興味を示さなかった。もしかしたら一方をより理解するには他方を知ることが必要だったかもしれないのに。
世紀末にして、ようやく日本で両者が融合をみたのが本書の出版だったと言ってよい。
知的サッカーファンの必読書である。■
文学者のサッカーインプロビゼーション 「レフェリー(アルビトロ)とは、定義に従えば恣意(アルビトラリオ)をいう」(p.13)という一節だけで引き込まれる。カミュがゴール・キーパーだったということも教えてもらったし(「およそモラルというものについて、私はそのすべてをサッカーから学んだ」という述懐は今のサッカー界への警鐘だ p.231)一読してラテンアメリカのサッカーシーンの情報にいかに乏しいか、ということも思い知らされる。中でも気に入ったのは1950年のワールドカップでイングランドを破ったスペインの監督が、フランコ総統に対して「閣下、われわれは不実なるブリテン(アルビオン)を打ち破りました」と1588年の無敵艦隊のあだ討ちを無線で報告した「サラのゴール」(p.117)。なんともはや、という時代錯誤振りだが、それもまたサッカー。 1958年のワールドカップで「ガリンシャはペナルティ・エリアに押し入り、ディフェンスをひとりひっくり返し、ひとりまたひとりと追撃をかわした。さらにはゴールキーパーまでもよけたとき、ゴールライン上にまたひとり選手が現れた。ガリンシャが行くぞ!いややめたぞと振り回し、隅に空シュートしてみせたので、気の毒な相手は鼻からポストに激突した。そのときキーパーが再び邪魔に入った。ガリンシャは敵の股間にボールを通し、まんまとアーチへ流し込んだ」という「ガリンシャのゴール」は動く映像があったら見てみたい!(p.129) 1966年にリベラもマッツォーラもいたイタリアを破ったゴールを決めた北朝鮮のパクは歯科医師だったというも知らなかったし(p.157)、ジーコが天皇杯で東北電力相手にあげた逆向きのオーバーヘッドを称える章を設けているのにも驚いた(p.243「ジーコのゴール」)。 原題は「光と影のフットボール」。光は南側で、影は欧米という図式のあまりにもクリアカットさ加減にはやや滅入る部分もあるが…。
|
|